運用自動化の事例紹介-システム運用をラクにする運用自動化を実現するには?

前回のおさらい

 前回のコラム「運用自動化とは?メリットと進め方」ではRPAやRBAの特長やその使いどころ、また運用自動化を進める上でのポイントなどについてご紹介させていただきました。今回のコラムでは運用自動化の導入事例や、オージス総研が提供している運用自動化ソリューション「Cloud Arch」についてご紹介していきます。

導入事例(監視アラートの自動通報)

自動化導入以前

 運用自動化導入前の状況としてはこれまでのオンプレミス環境に加え、パブリッククラウドの利用やコンテナなどのクラウドネイティブの技術も相まって、監視システムは爆発的に増加、監視アラート数も年々右肩上がりとなり、対応する工数も同じく右肩上がりといった状況でした。またシステム運用業務全体の洗い出しを行い、可視化した際においても、監視アラート連絡が大きな割合を占めているといった課題も浮き彫りになりました。

c106401_02.png

 また上記のように数値としては表れにくいですが、夜間対応における潜在的な課題についてもご紹介します。

 監視アラートはシステムが24時間365日で稼働し続けている以上、昼夜問わず発生するものであり、日中帯であればシステム担当者への連絡は取りやすいものではありますが、深夜になるとなかなか連絡がつかないといったこともしばしば発生します。こうした場合、運用担当者はシステム担当者に連絡し続けることになるわけですが、当然ながら運用担当者の業務はアラートのディスパッチだけではありません。監視業務以外にも多くの重要業務も抱えているため、結果としてオペレーションミスなどの品質面や、納期に遅延するといった事態にも発展する可能性もありました。

自動化後

 これらの課題に対し、監視システムと連絡台帳システム、チケット管理システムや架電システムなどを連携させることで、監視アラートの発生からシステム担当者へのディスパッチまでを自動化するシステム(以下、自動化システム)を導入いたしました。これにより、これまで運用担当者が行っていた『監視→判断→ディスパッチ→チケット入力』といった一連の作業を全て自動化システムで行うことなるため、運用担当者は「アラートを監視・判断し、ディスパッチを行う」という業務から解放されると同時に、今度は「自動化システムを維持管理する」といった業務にシフトすることになりました。ただし、この維持管理の工数は発生するアラート件数に左右されないため、アラート件数にかかわらず一定となります。

c106401_01.png

運用自動化の進め方やAIOpsの事例に関するPDF資料

『Cloud Arch』のご紹介

 ここまでは我々オージス総研が運用自動化に取り組んできた事例をもとに、取り組み方や効果などについてご紹介させていただきましたが、ここからは我々が提供させていただいております、運用自動化ソリューション「Cloud Arch」について少しだけご紹介していきます。

運用自動化ソリューション『Cloud Arch』

 運用自動化ソリューション『Cloud Arch』とは、我々オージス総研がこれまで培ってきましたノウハウをもとに、人ありきのレガシーなシステム運用や、クラウド利用により複雑化したシステム運用に対し、事象の把握(モニタリング)、操作・対応(運用自動化)、判断(分析)の3つポイントから運用の自動化、高度化を行い、エンジニアを運用から開放するためのソリューションとなります。

3つのポイント

  • モニタリング
    クラウドネイティブ環境と従来のオンプレ環境とを合わせて一元的に監視することが可能であり、新たなクラウドもこれまでと同じように管理することができます。
  • 運用自動化
    ハイブリッドクラウド環境の維持運用を自動実行することで、エンジニアを維持運用から解放し、IT人材を有効活用できます。
  • 分析
    モニタリングログからシステムの動きを分析し、リソース・コストの最適化や通常外の不自然動作検出およびアクションをご提示します。

なお、詳しくは運用自動化ソリューション「Cloud Arch」をご参照ください。

運用自動化ソリューション「Cloud Arch」概要資料

ハイブリッドクラウドの運用自動化ソリューション「Cloud Arch」のできることなどを解説した概要資料です。クラウド運用の「Before/After」、人手不足解消の「Before/After」、インシデント対応の「Before/After」など、導入後のイメージについてご紹介しています。

資料の内容・目次を確認する

最後に

 運用自動化ソリューション『Cloud Arch』は、これまで培ってきました運用実績をもとに、豊富な自動化メニューを取り揃えていることに加え、お客様環境に合わせて有資格エンジニアがカスタマイズすることも可能です。また、無料で試行いただける環境もご用意しておりますので、ご興味のある方は是非ともお問い合わせいただきますようお願いいたします。

※この記事に掲載されている内容、および製品仕様、所属情報(会社名・部署名)は公開当時のものです。予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

関連サービス