BRMSの課題を解決する具体策「yonobi(ヨウノビ)」

大きな可能性と魅力を持っているBRMSですが、課題もあります。まず、業務ユーザーだけで一から決定表(デシジョンテーブル)を作成することが難しいです。プログラミングの知識やアプリケーションの構造を知らなければならず、その習得に時間がかかるからです。


これら弱点を補うためにオージス総研はローコード開発ツール「yonobi(ヨウノビ)」を開発しました。「yonobi」があれば、即戦力としてBRMSを活用できるようになります。

yonobi」とは?
yonobi」は「用の美」に由来した名前です。「用の美」は1926年(大正15年)に始まった「民藝運動」から生まれた言葉で、宗教哲学者である柳宗悦(やなぎむねよし)が提唱しました。意味は「暮らしの中で使われることを考えて作られ、使われることによって輝く美しさ」です。オージス総研も「システムの『用の美』をもっと発揮させたい」という想いを込めて命名しました。


その具体的な機能を見ていきましょう。

ルールの作成から実行まで可能なプラットフォーム

ローコード開発ツール「yonobi」はルールの作成から実行まで、すべての工程を行うことのできるプラットフォームです。ルールの作成はもちろんルールのテストもノンコーディングで簡単に作成、実行可能(実際の利用も簡単なコーディングで対応可能)。テストのための画面を作成する必要もなければ、パラメータを設定する必要もありません。作成したルールが正しい結果を導き出すか、ルール作成後その場で確認でき、ルール作成のPDCAを効率的に回すことができます。

ルール開発のPDCA
ルール開発のPDCAイメージ

業務ユーザーにもやさしいWebUI

ローコード開発ツール「yonobi」はルール言語の知識がなくても、WebUIの操作のみでルールの作成が可能。ほとんどは一覧されるリストから選択するだけで、定義できます。現場の業務に精通している人間が直感的に、ノンコーディングでルールを作成できます。

ルール作成画面(条件、アクション)
ルール作成画面(条件、アクション)イメージ

変更に強いルール管理

BRMSはルールを決定表(デシジョンテーブル)やルール言語で記述し管理しています。この決定表(デシジョンテーブル)にエクセルを利用している場合、複数の決定表(デシジョンテーブル)のデータ(ファクト)の修正には、それら複数のエクセル決定表(デシジョンテーブル)の修正が必要です。しかし、「yonobi」はファクトを1カ所変更するだけで、同一ファクトを変更している他のルールも自動的に変更され、一気に修正できます。

ルール作成画面(ルール行の定義)イメージ

ルールのIN/OUTのデータ(ファクト)が把握しやすい

ルールのIN/OUTのデータ(ファクト)を確認したい場合、エクセル決定表(デシジョンテーブル)やルール言語で記述したファイルでは、1つずつ開いて確認しなければなりません。「yonobi」にはIN/OUTの定義画面があり、一目で把握できます。

IN/OUT定義画面
IN/OUT定義画面イメージ
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変更に対する影響調査が簡単

ルールを変更する前に、その影響がどこまでおよぶか確認が求められます。エクセル決定表(デシジョンテーブル)では、やはり1つずつ開いて確認しなければなりませんが、「yonobi」はキーワード検索により、簡単に影響箇所を確認できます。

キーワード検索画面
キーワード検索画面イメージ

このようにローコード開発ツール「yonobi」は、BRMSのルール作成の課題を解決する仕組みを実装しています。ローコード開発ツール「yonobi」の詳しい概要やBRMSの詳しい仕組みについては、下記の資料を無料でダウンロードできますので、ぜひご参照ください。

※この記事に掲載されている内容、および製品仕様、所属情報(会社名・部署名)は公開当時のものです。予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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