「Amazonビジネス」とのデータ連携による経費精算の作業時間短縮
経費精算業務を担当される方は、チェックに加え社員一人ひとりの申請ミスのフォローにも時間を費やされています。
本コラムでは、まず「Amazonビジネス」のデータを利用することでチェックやフォローの負担が軽減することを述べ、さらにデータの自動連携による事務作業時間短縮についての資料を用意しております。
"社員次第な" 通常のAmazon購入の経費精算業務
私自身、通常のAmazonで購入したものを会社で経費精算申請することが年に1回程度あります。
2024年の春に経費精算をした際、初めて「適格請求書番号を提出してください」と経理の方からフォローいただき、探して送ることがありました。滅多に会社で精算をしないため申請自体おぼつかず、迷惑をかけてしまいました。
そういう社員がどれほどいるかはわかりませんが、 経理の方としては、「不慣れな相手に探し方を教えて提出させるよりも、自分で購入の元データを見にいけるほうが手間が省ける」と思われたのではないでしょうか。
"経理部門で自在にデータを取得できる"「Amazonビジネス」購入の経費精算業務
その「経理担当の方が自分で購入の元データを見にいける」のが「Amazonビジネス」です。
「Amazonビジネス」は、企業の購買部門向けの旧来の購買サイトとは異なり、以下のような利便性が提供されています。
・一般社員側:個人のネットショッピング環境で会社用の物品を購入し、プライベートの購入と分離して管理できる
・企業側:Amazonビジネスの購入データを集約して管理、また商品の属性情報を取得できる
(個人でAmazon利用の際に、「会社の買い物とプライベートの買い物を分けて管理できる」という利便性を訴求する宣伝を目にします。個々の社員を起点に企業アカウントの作成やユーザー登録の拡大が進むかもしれません。)
経理担当の方は、購入商品を特定するための注文番号さえあれば、適格請求書番号や商品のカテゴリの属性データなどを自在に取得できます。これにより、不正の抑止と経費精算における項目入力漏れに関するやり取りを削減できます。
さらに、取得可能になった詳細な属性データを活用しようとした場合、それを手作業で転記していては、経理担当の方の負担が増すことになります。
「Amazonビジネス」とのデータ連携で、経理担当の方の事務作業時間を短縮
弊社は、このデータ転記の負担を解消する「データ連携サービス」を提供しています。
この「データ連携サービス」をAmazonビジネスと組み合わせて使用することで、転記作業が不要になります。その効果を「経費精算」と「適格請求書管理」の例を通じてご紹介する資料を用意しています。
Amazonビジネスとのデータ連携による事務作業時間の短縮についての資料
事務作業時間の短縮例を紹介します。
● 請求書業務:92%の工数削減
● 経費精算業務:40%の工数削減
● よくあるご質問
2025年3月17日公開
※この記事に掲載されている内容、および製品仕様、所属情報(会社名・部署名)は公開当時のものです。予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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