業務支援

AIツールによる見込顧客の判別支援サービス

~営業・販売の現場でのOne to Oneマーケティング~

営業・販売の場で新規顧客が見込顧客かを判別するには、多量のアンケートに回答し、分析するなど、その場での判別が困難でした。このサービスでは、AIツールの活用で、回答する顧客の負担も少なく、現場ですぐに活用できるため、属人的だった顧客特性の判別や優先順位付けを標準化し、顧客別の対応をサポートできます。

概要・特長

近年のOne to Oneマーケティングはデジタル分野を中心に活用が広がっていますが、実際の営業・販売の場面などでは十分に活用が進んでいません。One to Oneマーケティングの実現のためには、顧客の価値観やニーズを把握する必要があります。これまでは対象となる方のデモグラフィック(属性)データやアンケート調査などからクラスター分析(注1を用いて、価値観でグルーピングし、マーケティング施策を取ってきました。

しかしながら、実際の営業・販売の場面での顧客特性の判別や優先順位付けについては、担当者の経験などをもとにした属人的なものになっており、標準化に至っていないケースが多くあります。また営業・販売の場面において顧客情報をアンケートで収集するとしても、現実的に伺える設問数に限りがあったり、即時の分析が難しかったりするため、アンケートをその場で十分に活用することは非常に困難でした。

オージス総研では、新規顧客におけるアンケートの課題に着目し、AIツールを活用し、数問の問いかけでクラスター推定ができるようになりました。新規顧客に対しても、どのクラスターに属するかを素早く把握することができ、営業・販売の現場などですぐに個々のお客様にあわせた対応や見込顧客の判別が可能となります。

(注1 クラスター分析とは、個々のデータから関係性の近いデータをグルーピングする分析手法の1つです。当社では、性別や年齢などのデータではなく、アンケート等によって得られた意識や価値観に対して適用し、意識や価値観の近い人同士をグルーピングします。

実施ステップ

実施の大きなステップは以下の通りです。

1.アンケートをベースにクラスター分析によりグルーピングする。グルーピングにおいて、どこのグループがどういった特徴を持ったグループかを分析する。

2.クラスターを特定するのに最低限必要な設問を特定する。

3.自社サイト等に、上記設問などを配置し、回答してもらうことで、その場でどのグループに属する人かを判別でき、グループ特性に応じた戦略で発信・行動することができる。

ウェブサイトでの回答は設問数が多ければ多いほど離脱率は高まるため、最低限の設問で行うことが重要です。また、抽出された質問は、商談中などのオフラインでも活用できるのであらゆる場面にご活用いただけます。

活用例

新規で商談しているお客様に3~5問の質問をして自社内のどのクラスターに属するかを判別しお客様にあった商品を提案
1.事前にアンケートし、クラスター分析
2.クラスターごとにどのような接客方針にするか事前に検討
3.店頭でアンケートを実施
4.回答結果をタブレットなどに入力し、自動でどのクラスターに当てはまるかを判別
5.クラスターごとの接客方針に基づきアプローチ

Webページに3~5問の質問を組み込み、どのクラスターに属するかを判別し、お客様にあった商品ページに誘導
1.事前にアンケートし、クラスター分析
2.クラスターごとにどのような接客方針にするか事前に検討
3.自社サイト上でアンケートを実施し、自動でどのクラスターに当てはまるかを判別
4.クラスターごとに顧客にあったサイトへ誘導

オージスを選ぶ理由

30年以上にわたる豊富なマーケティングリサーチ経験。クラスター分析も多数実施。

AIツールのマーケティングリサーチへの活用の実績

クラスター分析、接客方針の作成支援、現場でのアンケートの仕組みづくりまで、一連の対応が可能。

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