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新サービスや自主調査結果、関連する学問領域のコラムなどを掲載しています。

著者別記事一覧

数年前、GUIの研究で有名な米国のパロアルト研究所に見学とディスカッションの為、訪問した。スタンフォード大学から歩いて、30分ぐらいのところである。受付で手続きをすると、そのロビーに男女高齢者の大きな白黒写真が飾ってあった。目にすると、即、感動を覚えた。モデルはヒスパニック系の人ではなかったかと記憶しているが、ある種の懐かしさや彼らの存在感に共感を得た。今年、学会の発表のため訪れた上田市で、ホテルサンルート上田に宿泊した…

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新聞に目を通していると、こんな川柳が目に飛び込んできた。「リーダーが無能な場所で部下育つ」、「ミスするな、そのミスを生む上の指示」(2019年8月4日刊、毎日新聞)。なかなかシビアな皮肉が笑いのオブラートにうまく包まれていると思う。組織のマネジメントを考えるとき、優れたリーダーシップを発揮する管理者の存在は、最も切実に期待されていることだろう。しかし、現実はその期待とは裏腹な場合が多いことを、こうした川柳は暗示しているようである。…

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人間からオブジェクトを見たときの心理的な距離を意味する心理的距離という基準、概念を考えている。例えば、温かいデザインならばその心理的な距離は短く感じられるだろうし、冷たいデザインならばその距離は遠く感じられる。結果として、日常、手元で使うサインペンとシャンプーは、心理的距離感の評価点(平均点)がそれぞれ2.2と2.4であった。両商品とも女性の方が、数値が低かった。これは女性の方が…

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組織の人的資源管理を実践する際に、そこで働く人々の「心」の要素を考慮することの意味について考えている。前回は、終身雇用制度の存続をめぐる議論を取り上げた。今回は、「やりがい」に注目してみたい。雇用され、働く側の人々に対して、経営者あるいは管理者の側が、「やりがい」のある仕事に就くことができていることを強調し、それに伴う心身の過労状態や給与の不十分さを正当化してしまう…

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ユニバーサルデザインやメンタルモデルの研究・実践を行う際、まず考えられるのが不便さを無くすなどの効率面を検討するのが普通である。この考え方は20世紀の効率優先のベクトルに対応しているともいえるだろう。21世紀ではこの効率を超えた精神的レベルでの満足感が製品やシステム構築に重要な要素となっている。ユニバーサルデザインにせよメンタルモデルのデザインにせよ、ユ…

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このところ、日本型経営の根幹を支えてきた終身雇用制の是非を巡る議論が活性化している。離職や転職が珍しいことではなくなり、新入社員を卒業とともに一括採用する慣行も見直しが進む中で、5月7日の経団連定例記者会見において、中西宏明会長から、終身雇用を前提に企業運営、事業活動を考えることには限界がきているという趣旨の発言があったと報道された。これに続いて、5月13…

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「行動変容」は様々な領域で用いられる言葉ですが、領域によって意味合いが異なるように見受けられます。医療の領域では、しばしば「行動療法」と同義でも用いられています。行動変容ステージモデルでは、人が生活習慣を変える場合は、無関心期→感心期→準備期→実行期→維持期という5つのステージを経て実現されると考えます。それぞれのステージによって働きかけを変え、次のステージへの…

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経済産業省によると、リスクマネジメントは『リスクを組織的に管理(マネジメント)し、損失等の回避又は低減を図るプロセス』とされています。リスクマネジメントに関する国際規格ISO31000では、リスクマネジメントの指針として、マネジメントの枠組みや、実践のためのプロセスについて記載されています。…

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覆面調査とは店頭などのカスタマーサービスを対象に、調査員が素性を隠して行う調査のこと。またその覆面調査員を「ミステリーショッパー」とよびます。サービスがどのように提供されているのか、業務がどのようにされているのか、などの現状について事実を収集。接客サービスの維持・向上などに活用されます。目的に応じて、店頭だけでなく、電話、メールなどの顧客接点も対象と…

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カスタマージャーニーマップとは、想定したペルソナ(ターゲットとなる人物像)が商品・サービスを検討しゴール(購入など)に至るまでの行動や気持ちの変化、タッチポイントなどを時系列にそってまとめたもの。コミュニケーション全体像の策定や商品サービスの企画を行う上で、プロジェクトメンバーのイメージ共有や、意志や方向性の明確化などに用いられます。さらには広告戦略や…

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