ワークショップによる本質的なソリューションの創造
2019.05.17 行動観察リフレーム本部メンバー
ワークショップとは
ワークショップは直訳で、協働で仕事を行う場という意味。多くのビジネスシーンでは社員協働で行う問題解決やアイデア創出などの手法として用いられます。ワークショップの成功には、参加者全体がコミュニティとして機能し、体験を通じた共創が実現することが求められます。
ワークショップにはファシリテーターと呼ばれる司会進行役が存在し、ディスカッションの場や協働体験をオーガナイズします。様々な専門性やスキルを持った参加者同士のコミュニケーションを促進させ、メンバー間の合意を形成するなど、ワークショップの品質を高める役割を果たします。
ワークショップのプロセス
例えば、新規ビジネスアイデアの創出を目的としたとき、ワークショップは全体のうちの一部にすぎません。事前にどういったデータを収集し、どのように共有し、どのようなプロセスでアイデア創出まで導くか、プロジェクト全体を目的に沿って設計する必要があります。そのなかでワークショップの位置づけやゴールが定まり、構成やメンバーなどの要素に落とし込まれていきます。
<ワークショップを組み込んだ新規ビジネスアイデア創出プロセス(イメージ)>
ワークショップによるインサイトの抽出
オージス総研では、ソリューションを検討する上で「本質的なニーズや課題(インサイト)」を明らかにすることを重視します。そのためには現場における事実データも重要となります。 収集した事実データからインサイトを抽出してソリューションを検討する、その一連をワークショップ形式で行います。
既存の枠組みにとらわれない新たなインサイトを導くためには、例えばデータを分類しない(既存の枠組みにあてはめない)など、様々なノウハウがあります。事実データの収集からワークショップの実施まで、プロジェクトの全体設計・実施を目的に沿った形で行います。
オージス総研の強み
オージス総研では、20年以上にわたって企業のマーケティングリサーチを支援するなかで、様々なフィールドでの定性データの分析をワークショップ形式で行ってきました。共創ワークショップの設計やファシリテーションについて多くのノウハウを持ちます。
また、我々がこれまで培ってきた「人間行動分野の専門性」と、クライアントさまの持つ「業種・業界の知見」とを有機的に組み合わせる事で、付加価値の高いアイデアや本質的な問題解決の創出に貢献します。
※この記事に掲載されている内容、および製品仕様、所属情報(会社名・部署名)は公開当時のものです。予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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