デジタルトランスフォーメーションの課題と実現に向けたアプローチ

2019.05.17 行動観察リフレーム本部メンバー

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、最新のICTを活用し、ビジネスモデルの変革や新たな価値・サービス提供モデルを構築する活動です。例えば、今までは書店で書籍を購入するライフスタイルでしたが、現在ではインターネットを通して購入でき、パソコン・携帯を使って書籍を読む事ができます。企業のビジネスモデルを変え、顧客(ユーザー)に対し新たな価値やサービスを提供している事例の一つとしていえるでしょう。

デジタル化の動きが加速している理由の一つに、インフラ基盤の進化があります。クラウド、AI、IoT、VR、5G、ビッグデータ、ブロックチェーンというIT分野の新たなキーワードが表すように、これまでインフラ基盤の限界によってできなかった取組みが、現在では十分に実現ができる領域にたどり着いてきました。そのため、政府が進めているムーンショット型の大胆なアイデア、サイバーフィジカル空間の活用等、思い切った改革への基盤が整ってきたといえます。

こういった状況のなか、既に新たなデジタル技術を駆使したゲームチェンジが起こりつつあり、多くの企業でデジタルトランスフォーメーションの早期の実現が求められています。経済産業省でもDXに向けたガイドラインが取りまとめられ、国をあげた対策が進んでいます。

デジタルトランスフォーメーションの課題

デジタルトランスフォーメーションでは、単にデジタルに置き換わるというだけでなく、経営の在り方やビジネスプロセスの再構築が求められます。

そのため、どのようなデジタル技術を活用するかよりも先に、組織のありたい姿と現実・現場とのギャップ(as is/to be)を明確にすることが不可欠となります。

経済産業省の「DXレポート」で挙げられている課題の一つに、「業務自体の見直しが求められることに対する現場サイドの抵抗」があります。現場の実態と経営視点の要望のそれぞれを可視化し、経営層・部門間のギャップを解消しながら進めていくことが重要となります。

デジタルトランスフォーメーション実現に向けたアプローチ

私たちは、デジタルトランスフォーメーション実現へのアプローチの一つとして、経営層の要望と現場部門の実態を把握し、共に方向性を導き出していきます。ITの開発・運用・コンサルティングのノウハウに、行動観察・エスノグラフィの手法を融合させ、経営課題・業務課題の明確化からその解決に資するソリューションのコンセプトづくり・構築・運用までをワンストップで支援します。

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